第1284回経営者モーニングセミナー

日 時 : 6月6日(火)6:00~7:00
場 所 : 若鮨はさま館


登米市倫理法人会
第1284回 経営者モーニングセミナー
本日の講師
株式会社 小林紙工 代表取締役社長
弘前倫理法人会 久保 良太 会長


テーマ:「小さなことから会社 家庭 自分は変わる」

叔父の会社を継承した 46歳の若き経営者 小学1年 4年生の父親。
仕事の傍ら小さい頃から野球に情熱を注ぎ 現在は社会人野球(市民球団)で都市対抗の予選中。
球団で代表を務め 本日はモーニング講話の為 試合会場の秋田県から駆けつけて頂く。

小林紙工前社長が倫理の会長の時 倫理法人会に誘われ24歳で入会。
しかし 5:58入場で居眠り会員。
しかし 職場の教養は気に入り 栞と共に活力朝礼に使用していた。
従業員は30名位で 活力朝礼をやると言ったら 一気に3人の社員が辞めると言いだす。
組織には必ず足を引っ張る人がいる。
その時はまずいと思ったが 足を引っ張った3人がやめて会社は良くなった。
活力朝礼導入で人材の選別が出来た。
それでもモーニングセミナーに出るのは罰ゲームと思い それまでも休眠状態だったが
しっかりと「1年間休みます」と申しでる。

そんな折 モーニングセミナーとは別に 栞の勉強会(am5:00~7:00)を知り参加するようになる。
勉強会では何か実践したことをシェアする。
すると 【10数年義務感で倫理をやっていたので 学びの本質を理解していなかったことに気づく】
この勉強会は
○気づいたことをシェアし実践する
○例えば 三角形の面接をだす公式を知らなかったなら困るよね
○私達が幸せになる為の公式=栞・知らなかったら困るよね
そこに気づき 栞の内容を実践するようになる。
その翌年から専任幹事3年 その後 会長自ら名のりでて現在 会長1年目。

小林紙工は紙のパッケージを作っている会社。
社内では気づきのレベルを上げる実践を行っている
8:00~8:15 会社の清掃
8分間はいつもの清掃 残りの7分は日々違った内容の清掃。
この7分間の考える時間が気づきのトレーニング?

実体験
毎日8時01分に出社してくる女子社員がいる。
そこで注意。3日後もまた同じく8時01分出社。注意しようと思ったが 30秒考え思い留まる。
結果 数日後 急いだせいで追突事故を起こす。
口では社員に家族同然に接すると言ってはいるがそうではなかった。
家族だったら2回目も絶対注意していたはず。
それからは 言いづらい事でも言ってあげるようにすると心に決める。

社員には何でも報告するように指導していた。
しかし 余り報告がないので社員に問いかけると
28歳の営業マンが「社長がいつも怖い顔しているから報告したくても出来ない」と
震えながら話してきた(30人の代弁)。
報告してこなかったのは自分が問題だった事に気づかされる。
栞 人は鏡
ゴミ拾いや清掃をしたから会社が良くなるのではない。
ポイントはその行為に心がこもっているかどうか!(イヤイヤ 面倒くさい か 元気で明るくの違い)
●社員の心持ちが大切
個別に社員面談を実施 会社に対しての要望を聞く。
休日が多く 給料高く やりがいのある会社 との意見がでる。
そこで
実験実践
①1年間週休二日制にする
 すると月~金 社員一層頑張るようになる
②社員に与える実践
 昇給させる
③やりがいのある会社を創る為 個人面談で意見を聞く 栞第4条万象我師

父親は 何でも一番になれという人で 幼少期から一番にならないと正座 ビンタ 反省を強いられた。
仕事はするが 家では何もしない 何も出来ない父親。
母親が病気で余命宣告を受ける→親が病気するのは 子が不幸だからである。
子供が頑張っている姿を見たり聞いたりする喜びが親孝行。
母親と最後交わしたことば 意識が飛んでいても「良太 仕事しなさい」の一言。
現在は父親とは別居で 10分位の距離に父一人で生活。
家事は何も出来ない人なので 仕事帰りはお世話に実家に行く。
星一徹のようなガンコな性格なので2回に1回はケンカ。
それでも毎日継続して面倒をみていくと 父親が「ありがとう」と言うようになる。
自分が変わり行動することで父親が変わった。
倫理の教え→相手を変えるのではなく自分が変わる
※小さなことから 会社 家庭 自分が変わる

実体験実践に基づいた素晴らしい講話でした。
大事な野球の試合の最中 駆けつけて頂き本当にありがとうございました

   
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2023年6月7日